知ってもらう活動

情報サイトたすけあいとは?
社会的養護を、
もっと身近に。
このオウンドメディアは、社会的養護を「知ること」からはじまる情報基地です。
この情報サイト「たすけあい」では、こども・若者を支える制度のこと、現場で生まれている声、当事者のライフストーリー、支援の工夫などを、わかりやすく丁寧に届けることを目指しています。
「知ること」は、誰かにやさしくなれる。
「知ること」は、選ぶ力になる。
だからこそ、私たちは「知る」を入り口に、社会が少しずつ変わっていけると信じています。
また、この場所では、施設で育った田中れいか自身の視点で、現場や制度、声の背景にあるリアルを等身大の言葉で綴っています。小さな発信かもしれませんが、この場所で出逢った情報が、誰かの安心や挑戦、そしてキャリアへの納得感につながることを願って更新しています。

施設で育った過去と、大人になった今。
そのあいだに見えてきた景色や言葉たちを、ここで一緒に分かち合えたらうれしいです。
なぜ、サイトをつくったの?
この活動を始めたばかりの頃、ある児童養護施設の職員さんがこんなふうに言っていました。
もっといろんな人に、社会的養護のことを知ってほしい
そして一方で、社会の中には「知りたい」「でも、どこから知ればいいのかわからない」と感じている人も少なくありません。
知ってほしいと願う人と、知りたいと思っている人。
その間を、ちゃんとつなぐ場所があったら——。
そんな思いから、「情報サイトたすけあい」は生まれました。
田中れいか自身も、当事者として、発信者として、情報が届かないことで起きるすれ違いや、声が伝わらないことによる孤立・困窮をたくさん見てきました。
だからこそ、「知ること」と「届けること」を、自分たちにできるかたちで続けていきたいと思いました。このサイトが、誰でも気軽にアクセスできる「社会的養護の入り口」となり、誰かにとっての気づきや安心につながっていったらうれしいです。
どんな情報があるの?
情報サイト「たすけあい」では、社会的養護に関する解説記事や、当事者・支援者等のインタビュー記事を掲載しています。

みんながアクセスしているおかげで、月間1万PVを超える情報発信サイトに成長したよ
届いた声
開設してから、想定していなかったことが起こりました。それは、いま家庭内で困っている状況にいる10代の子たちからのコメントが届いたことです。
若年層が多く視聴すると言われているYOUTUBEや情報サイトだからこそかもしれませんが、施設に行った兄弟のことを思うコメントや施設の入り方について質問のコメントが届き、一つ一つにお答えしてきました。
すると後日返信がきて「無事に施設に入れました」というコメントが。
このできごとがあってから「いま苦しい状況にいる子たちに向けて安心できる情報を届けること」がいかに大切かを痛感しました。
そして、このやりとりが終わった1年後…その本人と会うことができコメントを受け取りました。
情報を集めるのが困難な状況な中、身近なYoutubeで利用料、保証人問題、入所までの流れ等、これから入居する子も気になる情報をまとめて発信してくれたことで自立援助ホームがどんな場所か分かり、不安が軽減されました。音羽様
こんな出会いがあるのもたすけあいらしさの一つです◎
たすけあいの運営を支える人たち
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毎月の定期更新や
インタビューに応えてくれた人への
謝礼をお渡しできるのは、
応援してくださるみなさんのおかげです。
この「しくみ」を支える支援も、
施設で暮らすこどもたちの未来に
つながっています。
