【最新版】里親制度の現状〜登録世帯数・委託児童数・委託率〜
里親制度の現状
まずは、法務省がまとめた里親制度の現状をみていきます。
社会的養護の現状
親元を離れ、児童養護施設や里親家庭など、社会的養護のもとで暮らすこどもの数は、2021年度(令和3年度)時点で41,773人となっています。
9年前の2012年度(平成24年度)と比較すると、4,053人減少しており、社会的養護のもとで暮らすこどもの数は減少傾向にあります。
また、日本の18歳未満のこども全体に占める割合は約0.23%で、およそ1000人に2人が社会的養護のもとで暮らしている計算になります。

社会的養護にはさまざまな施設がありますが、乳児院・児童養護施設・里親・ファミリーホームだけにしぼっ入所割合をてみると、次のようになります。

| 児童養護施設 | 23,008人(69.4%) |
| 里親 | 6,080人(18.3%) |
| 乳児院 | 2,351人(7.1%) |
| ファミリーホーム | 1,718人(5.2%) |
約7割が施設入所なんだね

里親登録の推移(全国)
里親には4つの種類があり、2023年度(令和5年度)時点で全国に17,318世帯が登録しています。

2012年度(平成24年度)の9,392世帯と比較すると、登録里親数は約1.8倍に増加しています。

委託里親数の推移(全国)
登録里親数が1万世帯を超えるなか、実際にこどもを受け入れている里親はどのくらいいるんだろう?

2023年度(令和5年度)時点で、全国5,181世帯の里親がこどもを受け入れ、ともに生活しています。
2012年度(平成24年度)の3,487世帯と比較すると、こどもを受け入れている里親世帯数は約1.5倍に増加しています。

里親委託率の推移(全国)
里親等委託率についても、2012年度(平成24年度)の14.8%から上昇しており、里親家庭などで暮らすこどもの割合は増加傾向にあります。

この「里親委託率」については、こども家庭庁が次のような目標を定めています。
- 3 歳未満は 25.3%
- 3 歳以上就学前は 30.9%、
- 学童期以降は 21.7%
この目標を定めたのが2018年。これ以降、里親制度の啓発イベントが増えたり、里親を増やすためのリクルート活動が盛んになってきたりしたんだよね。

それから、5年。
現状、里親委託率は目標に近づいているのでしょうか?

どの数値も半分に達してはいない…この現状をどう捉えるのか悩むね…

まとめ


